ステンレス製グリストラップ蓋の修理
グリストラップの蓋、受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管等を製作している、 グリストラップ蓋.com です。
今回は「ステンレス製グリストラップ蓋の修理」というタイトルで、ブログを書きたいと思います。
鉄製グリストラップ蓋の場合、価格的に交換以外の選択肢は、ほぼ無いのですが、ステンレス製の場合は状況により異なります。
ズレ止めが外れて、蓋の縞鋼板だけでは、人の体重が支え切れていない状態です。
恐らく、この状態が長く続いたせいで、蓋自体が曲がってしまっています。
他の蓋のズレ止めを確認しましたが、しっかり付いていましたので、この1枚だけの問題でした。
ズレ止めを溶接で付け直す事は可能ですが、1枚だけの為に訪問して作業を行うと、コスト的には新しく蓋を製作した方が安く上がります。
またコスト以外にも、商業施設(特に電鉄系)では、溶接などの火気使用を嫌がる傾向にあります。(万が一にでも火災が起きる事を危惧しているからだと思います)
その結果、作業申請が通るまで時間がかかったり、施設側の立会いが必要になるなど、追加のコストが掛かる場合もあります。
サイズにもよりますが、全部の蓋のズレ止めが外れている場合は、蓋の全交換よりも溶接作業の方が安くなるかもしれません。
ズレ止め以外にも、外れた取っ手を付け直す事も可能です。
今後とも、 グリストラップ蓋.com をよろしくお願いいたします。