トラップ管の蓋
グリストラップの蓋、受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管等を製作している、 グリストラップ蓋.com です。
突然ですが、トラップ管には種類があります。
よくあるのは下向きのエルボ管です。
浅型のグリストラップで活躍します。
それとは違ったチーズ管を使ったトラップ管もあります。
このタイプも、少し稀ではあるのですが…
設置するとこんな感じ。
深いグリストラップに設置される事が多いです。
チーズ管を使ったタイプは、この先の排水管が詰まった際の作業性を考え、上部に掃除口が付いています。
この蓋を無くしてしまう現場があります。
(何で無くしてしまうのでしょうか…)
蓋が欠損していても、ある程度水位が低く、掃除口の位置より水位が上がらない場合はあまり問題無いのですが、通常水位で掃除口が水没する場合、油脂汚れやゴミが先に流れ出し、トラップ管の意味が無くなってしまいます。
特に詰まりかけて水位が上昇した際、さらに汚れが先に流れ出して、完全に詰まる原因になる事が多いです。
この掃除口の蓋ですが、実はやっかいなところがありまして…
各管材メーカーが掃除口を販売しておりますが、メーカーによってサイズが微妙に違うんです。
メーカー名が分かれば、そのメーカーの掃除口の蓋を用意すればよいのですが、この蓋にメーカー名が書いてある事が多く、蓋を欠損した状態ではメーカー名を判別する事が難しいのです。
その為「蓋が無いので取り付けてください」と言われた場合、とりあえず合いそうなものを持っていって、はめてみるしかないんです。
掃除口の蓋は、大きく分けて外ネジと内ネジがあります。
2種類のうちで多いのは、圧倒的に内ネジタイプです。
繰り返しになりますが、何で無くしゃうんでしょうね…
あまり役に立っていないようなものでも、重要な役割があるものなんですけどね。
今後とも、 グリストラップ蓋.com をよろしくお願いいたします。